中国のパクリの画像まとめ!雑なものから大胆過ぎるものまで

中国で精巧に作られたコピー商品は判別が難しい物もあり、世界の高級ブランドにとっては厄介な存在です。個人や企業の権利を守るためにも厳しく取り締まる必要があります。一方で、中国では明らかにパクリだと分かるものも数多くあります。今回は中国の雑で大胆なさまざまなパクリを紹介したいと思います。

ナイキが逆に!アップルをあしらったサンダル

2012年に山東省濱州市の市場で撮られた写真です。たくさんのサンダルが並ぶ中、ナイキやアップルのロゴをあしらったものがありますが、よく見るとNIKEの「N」の字やロゴマークが左右反転しています。さらに、アップルのロゴに手を加えた物や、iPhoneと書かれたサンダルも。

ただのパクリではない!?それなりに創意工夫したデザインのサンダル、続々登場―中国

サンダル

グーグルの中国撤退時に話題なった検索エンジン

皆さんはネットで何かを検索する時何を使いますか?一時期「ググる」という言葉がはやったように、検索エンジンとしてグーグルは知られた存在。そんなグーグルですが、2010年に中国から撤退しています。その際に話題になったのが「谷姐」という検索エンジン。グーグルは中国語で「谷歌」と表記されていますが、「歌」とお兄さんを意味する漢字は全く同じ発音のため、「谷歌」は発音だけなら「谷のお兄さん」と聞こえるのです。それをもじったのが「谷姐」で、こちらは「谷のお姉さん」という意味です。この検索エンジンは現在も使用されています。

本物はどっち 「グーグル」中国語なんちゃって版が登場

グージエ4

KFCがOFCに様変わりのファストフード店

KFCといえば言わずと知れたケンタッキー・フライド・チキンの略称ですが、中国で2011年に登場したこちらの店の名前はOFC。なぜこの名前なのか、看板を見ればすぐにわかります。この店の絵で使われているのはカーネルサンダースではなく、バラク・オバマ。つまり、オバマ・フライド・チキンということです。この店は大学生数人が北京で開店したのですが、開店前に「KFCが訴える」との情報が流れ、こわくなってOFCをUFOに変更しました。UFOは未確認飛行物体のもとの意味から、「誰もその正体を知らない」という思いが込められているそうです。

オバマフライドチキン、改めUFO 中国

ファストフード-ofc

ファストフード店繋がりでもう1つ。こちらは2007年に広東省広州市で話題になった「マクタッキー(MCCONKEY)」。察しがよい人ならお分かりだと思いますが、マクドナルドとケンタッキーを合体させた店。中国名は「麦肯基」で、麦当労(マクドナルドの中国名)と肯徳基(ケンタッキーの中国名)を組み合わせています。セールスポイントは、一つの店で“マック派”も“ケンタ派”も仲良く食事ができるところですが、評判は余り良くなかったそうです。

マック+ケンタ=「マクタッキー」?!バーガーもチキンも扱う謎のチェーン店を発見―中国

マクタッキー

パナソニッス?四川省のパクリ通り

2016年に話題になった四川省広漢市西安路に出現した「パクリ通り」。一見日本でもおなじみのブランドが軒を連ねているようにも見えますが、本物ではありません。よく見ると、「Panasonic(パナソニック)」が「Panasonis(パナソニッス)」に、「NIVEA(ニベア)」が「NIVENA(ニベナ)」に、「セブンイレブン」が「セブンイレベル」となっています。この場所は分譲地ですでに完売しており、販売元がおもしろ半分で有名ブランドのロゴに似た看板を掲げたそうです。

「パナソニッス」に「セブンイレベル」、四川省にパクリ通りが出現―中国

パナソニッス

この手法はどうやら中国では珍しくないようで、2013年にも遼寧省瀋陽市で開業したばかりの高級専門店街に同様の現象が見られました。関係者は、空きテナントに有名ブランドを模した広告を貼っているだけで、街の美観を狙っての宣伝と説明しました。なんとも紛らわしいですね。こちらでは「CHANEL(シャネル)」を「CNANEL」、「Hermes(エルメス)」を「Herwes」、「ハーゲンダッツ」を「ハーゲンデッツ」、「スターバックス」を「スターボックス」と表記していました。

<今週のプレイバック>「ハーゲンデッツ」に「スターボックス」…“パクリ”ストリート発見―遼寧省瀋陽市

ハーゲンデッツ

アウディのリングが1つ増えた!中国の自動車

高級車市場で地位を確立しているアウディのエンブレムは「フォー・シルバー・リングス」と呼ばれ、4社の独立したメーカーが大同団結した歴史を表しています。そんな歴史あるエンブレムに手を加えたのがこちらの車。本家は○が4つだが、こちらは1つ多い5つです。写真は2016年に山東省浜州市にある電気自動車販売店で撮影されたもので、思わず目をこすりたくなるようなパクリで、見た人の多くが驚きを隠せなかったといいます。確かに目を疑う大胆過ぎるパクリです。

高級車アウディのエンブレムは五輪?!中国のパクリ史上、最も大胆な作品登場!―山東省浜州市

アウディ

国営企業のガソスタもパクる大胆さ

大胆といえば、こちらも負けていません。色合いやロゴなど国営企業の「中国石油」にそっくりなガソリンスタンドですが、よく見ると「中围石油」となっています。「围」は日本の「囲」に該当しますが、今回の場合は特別な意味は込められておらず、「国」の字に似ているから使われたと思われます。

このパクリガソスタは2013年10月に四川省宜賓市で出現し、勘違いして利用する消費者もいました。当然、当局からの指導が入り即刻名称の変更を求められたということです。実はこのパクリは単発の事例ではなく、「中国右油」「中口石油」「中園石油」と各地でパクリのガソスタが確認されています。

「中国石油」のパクリ!?客も気付かぬほど激似のガソリンスタンドが出現!その名は…―四川省宜賓市

ガソスタ3

パクリ行為は版権元の権利を侵害し消費者をだますことになるため許されません。ガソリンスタンドや高級車のロゴのパクリは紛らわしく悪質と言えます。一方で、サンダルやファストフード店のパクリなどは一目瞭然で、多くの消費者はパクリであると承知した上で利用しています。中国ならではの光景かもしれませんね。

           

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コメント

  1. 匿名 より:

    “OK Google” للبحث الصوتي والإجراءات الصوتية – Android – مساعدة بحث Google

  2. mikio ,t より:

    戦後の日本も、イタリアやフランスの真似をしていました。アメリカ に戦後留学して 、ジャツプと罵られた事も、ありました。謙虚に受け入れて、もう少し寛容に 接する必要があると思います。ただ、今は,自国優先の政治家ばかりの時代になりました。戦争の恐ろしさを、若い政治家は知らないのでしょう。今も、シリア、近くは、ミャンマーで殺されている現実を忘れず !

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