悠久の歴史と春の訪れを感じられる鶏鳴寺―中国の桜の7スポット

中国の桜の7スポット、第5回目は江蘇省南京市にある鶏鳴寺(けいめいじ、古鶏鳴寺とも)です。鶏鳴寺は1000年以上の歴史を持つ南京有数の仏教寺院で、多くの信者が訪れる場所。春になると桜で人々を惹きつけ、花見シーズンに鶏鳴寺周辺で桜を見るのが多くの南京市民の楽しみとなっています。

悠久の歴史と春の訪れを感じる

鶏鳴寺の桜は3月下旬から4月上旬にかけてが見ごろで、桜並木と鶏鳴寺とコラボは、悠久の歴史と春の訪れを同時に感じることができます。桜並木は長い所で400メートルを超え、100本以上の桜が続いています。2013年には鶏鳴寺の北の区画でも桜が約100本植えられ、新たな観光スポットができました。この場所に植えられた桜は遅咲きの品種のため、鶏鳴寺で花見ができる期間が延びました。夜はライトアップし昼間に比べて人も少ないので、夜桜の鑑賞も見逃せません。夜になると人は少なくなりますが、春の間にしか見られない美景を記録すために、三脚を立てた撮影者が増えます。

南京市の桜が満開に ライトアップされた夜桜が織り成す絶景

鶏鳴寺2

鶏鳴寺3

歴史的と現代的の中にたたずむ桜

鶏鳴寺は緑に囲まれた自然豊かなお寺ですが、高層ビルも間近にあり、歴史あるお寺と現代的な建物が融合した中に桜が咲き誇っています。この時期になると、鶏鳴寺周辺の一部道路では車両が通行止めとなり、人がひしめき合います。1日の花見客が10万人を超えることも珍しくないため、本当に歩くのも大変なほどに人が集まります。特に、鶏鳴寺から和平門に向かう道では両側に桜並木が続いており、人気の花見スポットとなっています。人がとにかく多いため、鶏鳴寺の高台から桜を鑑賞するのもありです。

鶏鳴寺4

鶏鳴寺5

鶏鳴寺とその周辺の桜並木は決して大きな規模ではありません。ただ、鶏鳴寺の1000年以上続く歴史的な趣が漂う中に桜の木がたたずむ姿は他ではなかなか味わうことのできない花見になるのは間違いありません。また、鶏鳴寺の中に入るためには10元(約170円)の入場料がかかりますが、鶏鳴寺の精進料理は有名で、お寺の中から見る桜の景色も別の魅力を醸していますので、興味があったら足を運んでみてもいいかもしれません。

           

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