旧日本軍の桜が始まり!人気過ぎて入場制限する武漢大学―中国の桜の7スポット

中国の桜の7スポット、第2回目は湖北省武漢市にある武漢大学です。武漢大学は中国の歴史ある大学で、「中国で最も美しい大学」とも呼ばれています。特に同校の桜は有名で、毎年3月中旬から桜を見るために花見客が押し寄せています。

人気あり過ぎて入場制限

武漢大学には長さ約200メールトの桜並木が続き、1000本あまりの桜が植えられています。花見シーズンになると毎日数万人規模の人が訪れるため、武漢大学では一時花見客の抑制のために入場料を徴収しましたが、効果はあまりなかったそうです。2015年からはネットの事前予約で無料になり、2018年には顔認証システムと自動改札ゲートが初めて導入され、平日の予約人数は1万5000人、週末の予約人数は3万人に制限されています。

桜満開の武漢大学 顔認証システムと自動改札ゲートを初導入

武漢大学2

日本人が作った桜の風景

武漢大学の桜並木は1930年代に武漢を占領した旧日本軍が植えたのが始まりで、今の桜は1972年に日中国交正常化を記念して贈られたものやその後の日本の民間団体などから贈られたものも多くあります。戦時中に、中国人男性と日本人女性の夫婦が武漢市を占領した当時の日本軍の指揮官に直談判し、大学の保護を説得し、それに応じた軍が日本から桜の木を運び入れ植えたそうです。

中国で人気の桜の名所、感動秘話が中国で話題に―中国メディア

武漢大学3

夜桜もおすすめ!

武漢大学の桜は日本の桜や山桜、枝垂れ桜、雲南省のカンヒザクラの4種類が中心となっているそうです。早咲きの桜は3月の上旬にも開花しますが、見ごろは3月末で4月の上旬まで楽しめます。予約制に替わり入場制限がかけられたとはいえ、依然として数万人の人が訪れています。最近では日中の花見ラッシュを避け、夜に夜桜を鑑賞する人も増えているといいます。武漢大学は観光地ではありませんが、近年では花見客を相手に記念品を売る人が現れるなど、ますます観光地化しています。

武漢大学4

武漢大学は中国の有名な大学である一方、桜の名所としても広く知られています。観光地と違って、普段入ることがない大学の構内で桜を鑑賞するのもまた違った花見が味わえると思います。

           

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