少数民族が暮らす美しき鳳凰古城―中国十大古城

中国十大古城、最終回は湖南省湘西トゥチャ族ミャオ族自治州鳳凰県にある鳳凰古城です。鳳凰古城は1000年以上の歴史を誇り、明清時代に形成された町並みや建物が現存しています。中国の歴史文化名城に指定されています。

中国で最もきれいな町の一つ

鳳凰古城は縦横に石畳の街路が伸びており、住居のほとんどが「吊脚楼」と呼ばれる高床式家屋です。屋根のある橋など独特な建築を見ることができます。鳳凰古城はニュージーランドの作家・ルイアイリが「中国で最もきれいな町の一つ」と称賛したほどの場所で、鳳凰県の出身で中国の著名な作家、沈従文(1902-1988)の名作「辺城」が鳳凰古城を舞台にしたことでも知られています。鳳凰古城は新区と旧市街の部分に分かれていて、山に沿って広がる旧市街には沱江も流れ水も豊かです。

鳳凰古城についてはこちら

鳳凰古城2

歴史的な人物を輩出した美しい町

鳳凰古城では、中国の著名な作家沈従文氏の旧居・沈従文故居や民国時代の北京政府の国務総理をつとめた熊希齢氏の旧居・熊希齢故居のほか、朝陽宮、古城博物館、楊家祠堂、天王廟、大成殿、万寿宮などが有名なスポットです。鳳凰古城は中国の中でも有名な観光地で、過去に「必ず行くべき50の観光スポット」や「湖南省十大文化遺産」に選ばれたこともあります。さらに、中国撮影家協会(CPA)が「最も美しい歴史的な町」に選んだこともあります。

鳳凰古城3

少数民族が多く暮らす

湖南省の湘西トゥチャ族ミャオ族自治州に属する鳳凰古城には、その名の通り、中国の少数民族、トゥチャ族(土家族)ミャオ族(苗族)が多く住んでいます。そのほかにも多くの民族が住んでいるため、さまざまな言葉が飛び交い、多種多様な民族衣装を見ることができます。

鳳凰古城4

鳳凰古城には漢族の住民もいますが、大部分が少数民族です。そのため、中国の少数民族の文化が色濃く反映されている場所です。少数民族に興味がある人にとってはおもしろい場所かと思います。

           

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