三国の武将・関羽が築き守った荊州古城―中国十大古城

中国十大古城、第4回目は湖北省荊州市にある荊州古城です。荊州古城の原型は春秋戦国時代に建築されたといわれており、歴史上激しい戦いが繰り広げられた場所です。現存の城壁は明代末から清代初めにかけ築かれたものだそうです。中国の歴史文化名城に指定されています。

三国の武将・関羽が守った場所

後漢に蜀の武将・関羽が荊州古城の建設を進めた事でも有名です。王朝の移り変わりや戦いなどで城壁が大破するなど波乱万丈な歴史をたどってきた荊州古城。現存の遺跡は清代に築かれたもので、約350年の歴史があります。三国時代を扱った書物にもたびたび登場することから、荊州古城には関連の観光場所が30カ所余りあり人気スポットになっています。

荊州古城1

2400年前の鯉が見つかる!

長い歴を持つだけに、荊州古城の周辺では数々の遺跡が見つかっています。都市遺跡や文物、墳墓に至っては数百カ所も見つかっています。2014年には戦国時代の墳墓から2400年以上前の鯉の干し魚が発見され話題になりました。墓室には棺と一緒に複数の干し魚があり、手のひらほどの大きさだったそうです。干し魚に何の意味が込められているのかについては研究が進められています。

2400年前、戦国時代の遺跡からコイの干し魚を発見、埋葬の意味とは?―中国

荊州古城2

会津若松と友好都市

荊州古城の城壁は中国の「全国重点文物保護単位」に指定されており、中国でも有数の保存状態が良い城壁です。荊州古城がある荊州市は長江の重要な港という一面ももっています。屈原、李白、杜甫、白居易、蘇軾など、荊州とゆかりのある有名人は多く、荊州に関連した詩も多く残されています。日本の福島県・会津若松市とは平成3年に友好都市となりました。

荊州古城3

三国ファンの間で人気の人物である関羽が建築し守ったこともあり、国内外のファンが訪れる場所である荊州古城。現存の城壁は明代に築かれたものなので関羽の面影を探すのは難しいかもしれませんが、歴史的な武将にゆかりがあり激しい戦いが繰り広げられた場所では歴史的な息吹を感じ取ることができると思います。

           

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