三国時代の武将・張飛が守った閬中古城―中国十大古城

中国十大古城、第2回目は四川省閬中市にある閬中古城です。閬中古城は中国の5A観光区に指定されており、すでに2300年の歴史を持ちます。かつては軍事の要所だったそうです。中国の歴史文化名城に指定されています。

武将・張飛が守った

閬中は三国時代に蜀の武将、張飛が7年に渡り守り続けた場所として知られており、閬中古城には張飛を祀った「桓侯祠(別名:張飛廟)」があります。桓侯は張飛の諡号で、桓侯祠は中国が重点的に保護する文化遺産「全国重点文物保護単位」にも指定されています。

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国レベルの保護遺産がたくさん

閬中古城には張飛廟のほか、7カ所の「全国重点文物保護単位」があります。それぞれ、唐代に建立された「永安寺」、数少ない元代建築「五龍廟」、唐の高祖李淵の二十二男である李元嬰がかつて自身が治めていた山東省滕州市に思いを馳せて建立された「滕王閣」、明代に建立された仏教寺院「観音寺」、イスラム教寺院の「巴巴寺」、仏教寺院「大佛寺」、科挙の試験会場だった「川北道貢院」です。省レベルの保護文化遺産ですと22カ所があります。

閬中古城3

かつては天文研究の中心地

閬中古城はかつて中国で天文の研究の中心地でもありました。中国で初めて文字で記載した完全な暦法と言われている太初暦を編暦した落下閎は閬中の出身です。閬中では当時多くの天文学者が天体観測などを行っていたそうです。さらに、閬中古城の風水文化も有名で、中国の風水文化の観光名所としても有名です。

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三国時代の張飛にまつわる話が数多くある閬中古城。風水的に優れた場所だといわれているので、軍事的な要所になったのかもしれませんね。三国ファンにとっては聖地巡礼の選択肢の一つでもあります。

           

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