初登頂は日本!布喀達坂峰の攻略はより困難に―中国十大高峰

中国十大高峰、7回目は地域別で4位の標高を持ち、青海省と新疆ウイグル自治区に跨る布喀達坂峰です。布喀達坂峰の標高は約6860メートルで、青海省の最高峰です。

布喀達坂峰は“野牛の峰”

布喀達坂峰は別名新青峰と呼ばれ、崑崙山脈に属する山です。「布喀達坂峰」はウイグル族の言葉で「野牛の峰」と言う意味だそうです。布喀達坂峰の地形は険しく、氷河が連綿と続いています。氷河は53本存在するといわれており、総面積は243平方キロメートルに達するそうです。布喀氷河が最大の氷河で、躍動感ある形状から「空を飛んだことがある氷河」とも呼ばれています。

布喀達坂峰1

マイナス30℃の極寒、山腹には温泉

布喀達坂峰の山腹には温泉もあり、周辺には牧草が茂っています。豊かな自然目当てに、野牛やチベットガゼル、クチジロジカ、アジアノロバなどの動物が集まってくるそうです。地下には、銅や鉄、石炭の資源が豊富にあります。布喀達坂峰は大陸性の高原気候で、空気は乾燥しています。一年で最も寒い時はマイナス30℃を下回ります。

布喀達坂峰2

初登頂は日本の登山隊

寒さに加え強風もあることから、こうした気候が比較的穏やかになる6~9月が登山に適しています。布喀達坂峰の登頂に成功したのは1992年の日本の登山隊が初めてです。布喀達坂峰は存在そのものが余り知られておらず、地形が険しいため難易度が高い山と言われています。さらに、2001年には崑崙山脈の中部でマグニチュード8相当の地震が発生し、布喀達坂峰でも山肌が裂けるといった影響が出ました。この地震により、布喀達坂峰の登頂はさらに難しくなったといわれています。

布喀達坂峰3

険しい地形と気候で登頂が難しい布喀達坂峰は地震の影響でさらに難易度がアップしています。ますます日本の登山隊が見た山頂の景色は貴重なものとなるでしょうね。

           

SNSでもご購読できます。

コメントを残す