「神の山」梅里雪山は登山家の冒険心をくすぐる―中国十大高峰

中国十大高峰、6回目は地域別で5位の標高を持つ雲南省最高峰の梅里雪山です。梅里雪山の主峰の標高は約6740メートルで、チベット仏教カキュ派の修行聖地です。

チベット族にとって神の山

雲南省とチベット自治区の境に位置する梅里雪山は6000メートル級の山が連なっており、30キロメートルほどの長さにわたり雄大なこの山脈が続いています。チベット族の考えでは神の山としてあがめられ、梅里雪山を巡礼しないと死後天国に行けないと信仰され、1年中各地からチベット仏教徒が巡礼にやって来ます。

<中国・珠玉の景観>チベット人の聖なる山・梅里雪山―雲南省

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梅里雪山の山頂は前人未踏の領域

チベット仏教の聖地であるため、梅里雪山では登山が歓迎されない傾向があります。それでも過去に登山家が挑戦した記録もありますが、いずれも失敗に終わったそうです。1991年には日中合同の登山隊が登頂に挑戦しましたが、遭難しました。宗教的な壁に加え、厳しい気候が登頂をさらに困難なものにしているようです。

未だに登頂できない危険な山の実態とは?

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世界一美しい、雪山のプリンス

梅里雪山は「雪山のプリンス」ともよばれ、その壮麗さ・神秘さから世に名を知られ、1930年代には米国の学者が主峰の「カワカブ」を「世界で最も美しい山」と称えたそうです。梅里雪山にある登貢寺・袞瑪頂寺はいずれもチベット族の人々が同山を崇拝して建立した寺です。

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中国の美しい十大名山―梅里雪山

前人未踏ともなれば登山家の冒険心をくすぐる梅里雪山ですが、さまざまな要因から登るのはとても困難であることは容易に想像できます。梅里雪山の山頂には人類が見たことがない景色が広がっているのでしょうね。

           

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