デカいだけじゃない!ロマンを感じる中国五大淡水湖

淡水湖と聞いてもピンと来ない人は多いかもしれませんが、琵琶湖は日本人の多くが知っている存在です。琵琶湖は日本最大の淡水湖で、その大きさは約670平方キロメートルです。では、日本より広大な国土を持つ中国にはどんな淡水湖があるのでしょうか?今回は通常時の面積を基準に中国の五大淡水湖を順位付けしてみました。

湖の底から古代の遺跡も!第5位は巣湖

巣湖は安徽省中部にある湖で、長江水系に属し面積は約820平方キロメートル。シラウオやコウライエビ、カニが特産です。巣湖の拡大により湖底に沈んだ集落や都市もあるとみられており、巣湖の湖底に秦・漢時期(BC221-AD220年)の都市遺跡があることが2002年に確認されました。地元の漁民の説明によると、冬季に水位が下がったとき、河床で10余りの井戸と4つの城門の位置が見え、多くの人がここで青銅器、古い貨幣、印章と無傷の陶器を拾ったことがあるそうです。

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巣湖

大阪府に迫る!中国で4番目に大きい洪沢湖

洪沢湖は江蘇省にあり、中国第三の大河・淮河水系に属しています。通常時の大きさは約1600平方キロメートルで、大阪(約1900平方キロメートル)に迫る大きさ。雨などが活発な増水期には3500平方キロメートルにまで増大します。湖の面積の拡大により水没した村や町もあり、2011年には干ばつで洪沢湖の西岸(准安市)にある明祖陵の地下宮殿と渡り廊下が300年ぶりに水面に姿を現しました。

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>洪沢湖3

3番目に大きい太湖は隕石の衝突でできた?

太湖は江蘇省と浙江省の境界にあり、長江水系に属しています。大きさは約2400平方キロメートルで、神奈川県とほぼ同じ大きさです。太湖は海から切り離された潟湖が元になった説や、火山噴火の影響で地盤が沈下し湖が形成された説、数千年前に集中豪雨が続いたことで水がたまり最終的に湖になった説などさまざまな説があり、2009年には太湖が隕石の衝突によって出来たものであるという説を裏付ける証拠を、南京大学の3人の教授が発見したそうです。

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太湖1

第2位の洞庭湖は琵琶湖の4倍デカい

洞庭湖の大きさは約2820平方キロメートルで、日本最大の淡水湖・琵琶湖の4倍以上です。かつて中国最大の淡水湖でしたが、人的要因や自然的な要因から縮小が進み、今では中国で2番目の大きさにまで小さくなりました。

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洞庭湖001

鄱陽湖(ハ陽湖)は鳥の天国、観光区は大阪2つ分

中国五大淡水湖で1番の大きいのが鄱陽湖です。鄱陽湖は江西省北部にあり、香港(約1100平方キロメートル)3つ分に相当する約3200平方キロメートルの大きさです。複数の長江支流が流入しており、長江の水流や周辺の生態及び水源の調節で重要な役割を果たしています。鄱陽湖と周辺の保護区を合わせた地区は「鄱陽湖観光区」に指定されており、世界最大規模の鳥類保護区と言われています。

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鄱陽湖1

中国の五大淡水湖は規模が大きいだけでなく、湖底から古代遺跡が姿を表したり、隕石の衝突によりできた説があったりと壮大なロマンも感じさせます。また、規模が大きいだけに周辺住民の生活や文化、動植物にとっても大きな影響を与える存在となっています。

           

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